2021年8月21日(土)習志野市谷津公民館 「ミニ竜巻装置をつくってみよう!」

こんにちは、エンジェルス22号です。
習志野市谷津公民館にて「ミニ竜巻装置をつくってみよう!」を実施しました。
緊急事態宣言下でお盆明けの感染状況が心配でしたが、参加者の応募を開始して15分で定員になったというみなさんの熱意に応えようと、関係者のみなさまと感染対策を徹底して実施いたしました。
集まってくれたのは周辺学区3校に通う小学3~6年生20名のお子さんです。

はじめはお天気クイズ、暑さに関する問題では1日のなかで一番気温が高い時間帯がいつなのか、その理由もわかったかな!? また千葉県内でも一番気温が高い記録がどこにあるかも紹介しましたよ。つづいて、ミニ竜巻装置つくりに挑戦、パーツを丸めたり、クリップで留める場所など苦戦するお友達もいましたが、手順にしたがいみんな真剣に組み立てていました。

組み立て終わったら、器にドライアイスとお湯をいれて煙を出し、それを装置の中にいれて竜巻を発生させました。すぐに水が凍って煙が出なくなってしまい、お湯を補給してほしいと手をあげるお友達が後を絶ちませんでしたが、竜巻をつくる2つの力を意識して、煙の吸い上げ方や装置の向きを変えたり、装置を2段に重ねたりといろいろ試すことができましたね。

実験で行なうミニ竜巻はかわいらしく感じますが、実際の竜巻はものすごく危険です。竜巻がどんなものか、発生に関係する雲のことや、実際の竜巻が通る動画や後の写真をみてもらい、もし竜巻が近くにきたらどうするのか、どのようにして身を守るのかお話しました。

休憩をはさんで身近なもので風を起こして風速を測るゲームを行ないました。うちわや扇子、下敷など各自用意してきたものでチャレンジ!
普段の講座ではうちわを使用していたのですが、扇子でも同じくらいの風速を出せましたね。最高は4m/s程でしたが、竜巻や台風ではどのくらいの風が吹くのでしょうか!? 手をあげてくれたお友達の中に「17メートル!」と正解をあげてくれた子もいました(正確には17.2m/s以上)。続いては台風のお話、台風の成り立ちからお話しましたが、とくにこの地域では台風に伴う高潮に注意が必要だということを前回に引き続きお話をしました。
そして、おうちに帰ったら家族と一緒にやる宿題を出しました。
1つ目はみんなの住む習志野市のホームページをみてハザードマップを確認すること。2つ目は気象庁ホームページをみて最新の気象情報をみること。
さらに、もし自分が住んでいるところに台風が近づいてきそうになったらやることを話し合うことです。
これから日本列島にも台風が近づくことが多くなります。その時には今回考えたことを活かしてくれたらと思います。

「楽しく竜巻がつくれてよかった」

「竜巻や台風がくるのがこわくなってきた」

「いろんなことを知ることができて楽しかった」

「朝ドラをみて天気に興味があったので教えてもらえてよかった」

いろんな感想がありました。それぞれ学んだことを思い出して空をみあげてくださいね。

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