2022年8月8日(月) 岩戸コミュニティセンター 夏期こども講座「『お天気キャスター』に挑戦」

こんにちは、エンジェルス95号です。
8月8日、立秋は過ぎましたが、残暑厳しい中、
岩戸コミュニティセンターにて
夏期こども講座『お天気キャスターに挑戦』を実施しました。
やる気満々の小学生11名と保護者の方々に参加していただきました。
今回のメニューは一週間前の久里浜コミュニティセンターで行われたものと
同じです。

まずは
気象予報士の中でも気象キャスターのお仕事をしている人はほんのわずかですよ、
とお伝えしました。
みんな神妙に聞いていました。
キャスターになるためにはまず天気図の見方をお勉強しましょう!というわけで
①季節ごとの天気図を見てみよう!
季節の天気図と衛星画像を見ながらお勉強です。

冬は西高東低の気圧配置が特徴的なんだね。
春の天気図では高気圧と低気圧が交互にやってくるんだね。
本格的な夏が来る前には長~い前線が見られるよ、梅雨だね。
夏には太平洋高気圧があって。
夏の終わりにはまた長~い前線が登場。
「梅雨前線と似ている!」と気がつきましたね。
台風の天気図を見た後はまた高気圧と低気圧が交互にくるよ。
「春と似ている!」みなさん気づきましたね。
みなさんしっかりお勉強しました。

次は
②天気予報はどうやって作っているのかな?
みんなが天気予報を受け取るまでには
「観測→コンピュータによる解析・予測→天気予報の作成→発表」
という道のりがあります。
観測の種類はいろいろあって、ちょっと専門的なお話をしました。

観測の結果はスーパーコンピュータに入力され、予測が出力されます。
予報官は知識や経験を使って予測結果から天気予報を作成します。
そして、みんなのもとに天気予報が届きます。
気象衛星、アメダス、気象レーダー、
そして聞きなれないウィンドプロファイラーやラジオゾンデ…。
いろいろ教わってちょっと専門家になった感じ!
持参したノートにとても上手に教わったことをまとめているお友達がいました。
感動!

さらに
③キャスター体験の予習
天気図の見方、日本付近の地域の名称の確認、
気象衛星画像、気象レーダー画像、アメダス(気温)画像の見方や、
猛暑日などの用語の確認をしました。

問いかけにポンポン答えが出てきて、みんなが良く知っていることに感心しました。

それから
3つのグループで担当の予報文を作成しました。

④原稿作成 そしてリハーサル
3つのグループに、夏、台風、冬の資料がそれぞれ配られています。
資料は天気図や衛星画像、上空の気温を示した図やアメダス画像。
予報文は全部で7枚、すべて穴埋め形式。
グループ内で担当する箇所を決めたら、
資料を参考にどんな言葉を入れたら良いかを考えました。
あとでみんなの前で発表するとあって
「どうしよう、どうしよう」とみんな心配そう。
おうちの方にお手伝い頂いたり「先生、これでいいの?」と質問したり、
間違いの無い予報文を作るのに必死でした。

でも、お勉強したことを生かして穴埋め完成。
さらに季節の話題なども入れて、各班ステキな予報文が仕上がりました。
さて、発表の練習です。
班ごとに順番に前に出てボードに映し出された画像を指し棒で示しながら
文章を読んでみました。
指し棒が登場すると一気に気象キャスターっぽくなってきますよ。

最後は
⑤お天気キャスターに挑戦
いよいよ本番!
ボードに映し出された画像を使って担当した部分の予報文を披露しました。

予報文をかっこよく発表するのはなかなか難しいようで、
みんなに見られていると思うと緊張して声が小さくなったり、
うまく読めなかったりもしました。
でも、皆さん無事に発表を終えました!
そして他の班の発表も真剣に聞きました!
講座が終わってから。
指し棒買ってもらう!とやる気満々のお友達、
気象予報士になるためにはどんな勉強をしたらいいの?って聞いてくれたお友達…。
サニーエンジェルスは皆さんが気象予報士になるのを待っていますよ!

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