皆さんは空の雲を見たことはありますよね!?
夏の代表的なかみなり雲(積乱雲といいます)
刷毛ではいたような雲(巻雲・けんうんといいます)
霧のような雲(層雲といいます)など、さまざまな雲が時と場所をかえて現れます(※1)。
周りより暖かい空気は軽いので、それが上昇するとやがて冷やされて
雲のもとになっていきます(※2)。
ところが、雲となって発達するには、
きっかけとなる非常に細かい粒などがなくてはなりません。
これには普通、海水や煙などが役割を果たしますが、
飛行機から出てくるエンジンの排気も雲の“きっかけの粒”になることがあります。
特に、上空が湿っている空気中であれば、より飛行機雲ができやすい傾向にあるようです。
飛行機雲はきれいな筋として紺碧の空に現れることがありますが、
その筋がしばらく残っていたり、太くなっていくようだったら、
それは上空が湿っていることを示していて天気が下り坂に向かっているサインでしょう(※3)。
逆に、飛行機が飛び去っても雲が出来ない場合がありますが、
これは上空が乾燥していることを示していて、
天気の急な悪化にはならないことが多いようです。
爽やかな青空に残る、きれいな飛行機雲・・・
それが「お天気が下り坂のサイン」だなんて、ちょっと意外ですね。
《サニーちゃんのお天気メモ》
※ 1…雲は水滴や氷の粒が集まってできているよ。
だから空気が湿っているほど雲ができやすいの。
※ 2…お空は、上に行けば行くほど寒くなるんだよ。
※ 3…空気が湿っている→雲ができやすい→雨が降りやすい、ということだね。
写真提供:わぴちゃん☆ こと 岩槻秀明さん
こんにちは。これはコメント例です。
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