エンジェルス23号 田島宏子(たじまひろこ)

「気象予報士として転機になった玄倉川水難事故」

1999年8月に神奈川県丹沢で起きた『玄倉川水難事故』。
幼い子どもを含む13名の方々が犠牲になったこの水難事故が
『気象予報士』の役割について考えるきっかけになりました。

以前、民間の気象会社で予報業務をしていたこともありましたが、
この事故をきっかけに、
『気象予報士』は予報を出すだけで良いのだろうか?
と考えるようになりました。

『気象予報士』として
自分の持っている気象や自然災害に対する知識を教えていければ…
自然災害から『いのち』を守ることの大切さを伝えていければ…
との思いが強くなりました。

そんな思いの中で、
サニーエンジェルスの合い言葉
「空を見上げるお母さんを増やそう!」
に出会いました。
お母さんたちに気象や自然災害などの知識を伝えていくことは、
あの水難事故のような災害を防ぐためには大切なことと思いました。

サニーエンジェルスに加入して早8年。

『さいえんすママカフェ』やお天気教室でお話ししたり、
テレビやラジオへ出演したり…。
今ではいろいろと活動の場が広がりました。

自然災害から『いのち』を守るために、
お母さん方をはじめひとりでも多くの方々に
気象や自然災害に対する知識を
『明るく、楽しく、わかりやすく』
これからも伝えていきたいと思います。

〈好きな空〉

富士山の笠雲。

四季折々、
いろいろな表情をみせてくれる富士山。
ひとくちに笠雲といっても、
形や出現時期の違いによって
様々な名前がついています。

〈おまけ〉

今年8月に信州・車山へ行った際、
空に見事なハロが出ていました。
車山気象レーダー観測所とハロの素敵なコラボでした。

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