2019年7月27日(土)板橋区立リサイクルプラザ『ペットボトルで雲を作ろう』
こんにちは! シエル1号です。
東京都板橋区立リサイクルプラザにて、「親子お天気教室」を実施。スタッフ4名でうかがいました。
板橋区は23区内の北部、荒川に面しており、1993年に「エコポリス板橋」環境都市宣言をしたそうです!
この日は台風6号の接近が心配でしたが、親子お天気教室の時間帯はたくさんの積雲の浮かぶすっきりした青空となり、こどもたち12名、保護者の皆様10名が参加してくれました。
さて、まずはじめは、『地球温暖化のお話』。
地球の気温をちょうどいい状態に保ってくれている温室効果ガス、
でも増えすぎると、災害やいろいろな被害の原因になってしまいます。
温室効果ガス、特に二酸化炭素の出す量を少しでも減らしたい、
限りある資源を大切に使うために「みんなでクールチョイス!」のクイズを通して、地球の未来のためにみんなで行動していくことを確認しました。
次は、気圧のお話。
頭にかかっている空気の重さにみんなびっくり。
外側からと内側から押し合っているので空気の重さは感じません。
でも、高層ビルのエレベーターに乗った時には、耳の中の鼓膜という器官は微妙な気圧の変化を感じることがわかりました。
また、高い山に登ると、気圧が下がってポテトチップの袋がパンパンにふくらむ事を紹介、もし山登りをすることがあれば確かめてもらえるとうれしいです。
さあ、お待ちかねの、『ペットボトルで雲を作ろう!』。
空気の中の水蒸気は気温が下がると水の粒になって見えるようになる、同じことが空高くでも起きて雲ができる、といったお話を聞いた後、いよいよ炭酸飲料用のペットボトルの中に雲を作ります。
ポン!とつまみをおしてふたを開けたら、ペットボトルの中が真っ白に!
12名のお友達全員、大成功でした。休憩中も雲づくりに夢中になっていました。
後半は『夏の天気の話』(梅雨・台風)のお話からスタート。
まずは梅雨、この時期は北のすずしい空気と南のあつい空気の間に梅雨前線ができて、くもりや雨の日が多くなります。
そして台風、熱帯海上で水蒸気が上に運ばれできた雲のまわりに風がふきこんで熱帯低気圧が発生、それが発達して最大風速が秒速17mをこえると台風になります。
ちょうどこのお天気教室の前日に熱帯低気圧から台風6号となった最近の実況天気のお話を交え、お友達みんな実感してくれたと思います。
続いて、三択の『お天気クイズ!』10問。
熱帯夜や、1年間に発生する台風の数、雨粒や雪の結晶の形など、結構難しい問題もあったと思うのですが、お一人全問正解!賞品として『はれるん』のぬいぐるみをプレゼントしました。
最後に『夏休みの自由研究のヒント』というプリントをお友達みんなにお配りして説明、お天気に関して少しでも興味を持ってもらえればうれしいです。
さて、この日は津村書店さんにも会場までお越しいただいて、気象庁発行の冊子『大雨や台風に備えて』や、8月7日~8日の『夏休み子ども見学デー』、『ぼうさい探検隊マップコンクール』のチラシなど、当日お集まりの皆様へご提供をいただきました。これで、夏休みの自由研究はバッチリですね♪